メイド喫茶で萌えを強制給餌された話。
どうもヨノイです
先日、秋葉原でメイド喫茶に行ってきたのですがそれがなかなかすごい体験でしたので、今回はそのことについて振り返っていきたいと思います。
以前から気になっており、ちょうど予定の合う日があったので小学校以来の幼なじみである影虎くんと一緒に行ってきました。
影虎くんはテニスとヴァイオリンが趣味の一見さわやか系のリア充ですが実際はチュパチュパ音が好きすぎてASMRに五万円くらい費やしてる変態野郎です。
今回のイラストでは作画上マスクを外していますが、実際のメイド喫茶では衛生管理は徹底しております。
今回遊びに行ったのはあっとふぉーむかふぇという秋葉原の中でも有名な店舗でビル一個全てがメイド喫茶となっているとても大きなお店でした。雑居ビルのフロアごとに勤務しているメイドさん達も別々になっていて人気のメイドさんのいるフロアは特に混んだりするようです。
待ち時間の間は二人でメニューを決めたり影虎くんの学友でメイド喫茶に600回以上通い続けているヤバい男の話などをして盛り上がりました。影虎くんの話では2ちゃんのメイド喫茶スレなどでも名前が上がるような界隈では有名な人物らしいのですがあまり詳しく書くと特定されてしまうので彼についての話は割愛します。
それから20分ほど待たされようやく店内に通されると……
「おかえりなさいませ!ご主人様❤︎」
と大勢のメイドさんたちがぼくたちを迎え入れてくれてもうテンション爆上がりでした!
本当にメイドって存在したんだ……
関係ないですがメイドさんが頭につけてるウネウネって牡蠣の外套膜に似てますよね。
席に案内されるとメイドさんから挨拶とプラカードを渡されました。どうやらそこに記入したニックネームを記入することで実際にメイドたんたちがその名前で呼んでくれる仕組みのようです。
その瞬間ぼくの中の名前の候補として夢違(ゆめたがえ)屠(もず)人討鬼(あばき)業(かるま)など斬魄刀の始解のような名前がずらりと浮かんできましたが、 やっぱり呼ばれてみたい名前ということで幻月(げんげつ)でお願いしようと思いました。幻月ちゃんすき。
今後来店を予定している方は予めニックネームを決めておくことをお勧めします。
途中ぼくの担当をしてくれたメイドさんに漢字を3回ほど間違われたのでカタカナとかの方が良かったかもしれません。
あと幻月でお願いしますと言った時隣の影虎くんが大爆笑していました。影虎(かげとら)って名前も割と大概だろ。
自分たちの名前を決めると、メイドさんから萌水(モエ・ウォーター) なる飲み物を提供されました。
「このカフェの地下に存在する萌えの泉から汲み上げた水で飲むとご主人様の萌エネルギーを倍増させる力があるんです❤︎」
何やら超神水のようなものすごいご利益のある水のようです。
次から次へとくる萌えのおもてなしに大はしゃぎの影虎くんの一方で、ぼくはというとあまりの勢いにoh……とかhoooo……とか日本文化に初めて触れる外国人みたいな声しか出せませんでした。
萌ウォーターを服用し萌エネルギーも倍増させた我々ですが、そんな我々にもメイド喫茶の洗練が降りかかります。
それはぼくらの机に食べものが運ばれてきた時のこと。
「それでは、こちらの料理に最後の仕上げとしてアイコメを行います❤︎ご主人様達も手伝ってくださいね❤︎」
…………えっ?
……………アイコメ?
………………アイコメかぁ。
アイコメとは、手でハートを作りメイドさんと一緒に萌えエネルギーを料理に注入する工程のことで、料理を完成させるにあたって非常に重要な作業となります。これをサボると料理の味がなくなるらしいです。
少し恥ずかしいですが重要な作業であるため、こちらもメイドさんと息を合わせて真剣にアイコメさせていただきましょう。
「おいしくなーれ❤︎もえ❤︎もえ❤︎きゅーん❤︎」
「きゅううううぅぅぅぅうんんん!!!」(成人男性の奇声)
ぼくらのガチアイコメはうまく行ったようでメイドさんにすごい上手って褒めてもらえました。本気でやった甲斐がありましたね。
色合いがちいかわっぽい
アイコメが終わった後はお楽しみのスイーツです、ぼくはドリンクとデザートのセットを注文したのですがメイドさんがイチゴのカクテルジュースを作ってくれました。うん、おいしい!
ただパフェは本気で甘いのでグラスの中のヨーグルトとかき混ぜながら食べましょう。
影虎くんはオムレツと抹茶ラテを頼みました。ラテにはメイドさんがゲンガーの絵を描いてくれたんですがこれクオリティ高くね?
チキンライスが冷えてるとかきゅうりがパサパサとか影虎が女々しい文句を吐いていました。
影虎「実は俺プチトマト食べれないんだ……」
ぼく「おい待て、メイドさんが作ってくれた料理を残すのか、残すのかよ。」
影虎「いや、トマトは無理、ハンバーガーに入ってるトマトならまだいけるけどリアルトマトは……」
ぼく「こういうところで残すと目覚めが悪いぞ、メイドさんが作ってくれたのに。」
そんなことを話しながら食べていると、アナウンスでぼくの名前が呼ばれたので店内の中央にあるホールに行くと、メイドさんと従業員の方がカメラを持って待っていました。
「幻月ご主人様ですね!この度はご指名ありがとうございます❤︎」
メイド喫茶に行くにあたって1番楽しみにしていたイベントの一つ、メイドさんとのチェキ撮影の時間です。
ここのお店では事前にあらかじめ指名したメイドさん一人とチェキ撮影ができるイベントがあり、今回自分はポケモン好きな弦一郎さん(仮名) と一緒に写真を撮ってもらいました。
撮影前、フロアのメイドさん達にめっちゃ名前を呼ばれてこの名前にしたことを強く後悔しました。
そして出来上がったチェキがこんな感じ!とにかくメイドさんがめっちゃ可愛い!財布に忍ばせて事あるごとに友達に自慢しようと思います。
影虎くんも別のメイドさんと撮影したのですが彼の方もとってもよく撮れてて二人で大満足でした。
総評ですがメイド喫茶というのは初めてで正直少し不安なところもありましたが実際は本当に楽しいエンタメの塊みたいな施設でとても充実した時間を過ごすことができました。
これは確かにハマってしまう人がいることもわかります。
ここまで読んでくれた皆さんも秋葉原に行った時は是非立ち寄ってみてください!特に友達と一緒に行くとめっちゃ盛り上がりますよ!
「メイド喫茶サイコー!!!!!」
そのまま帰るのも名残惜しかったので二人でエロタワーのジョークグッズを物色してから帰りました。
お尻に入れるタイプのおもちゃ等豊富な品揃えでこちらもとても楽しかったです。